April 16, 2011
桜を巡っての旅も今日が最後。
吉野の山の桜に合わせて日程を組んだから、京都の桜は諦めていたのに
京都でも見事な桜を見ることができて喜び2倍となりました。
桜のタイミングに合わせて旅をするのは、簡単なようでなかなか難しいな、って実感しました。
余震の心配な東京へ戻るのは、京都駅午後2時発の新幹線、ひかりに乗って。
朝早く朝食前に母と橿原神宮へお参り。
ホテルで朝食後は、スティーブと母と3人で電車に乗って5分、
今井町(いまいちょう)を探索。
今井町は中世の町並みが残ることで知られている町、誰もいない町を歩いているとまるでタイプスリップしたみたい。
1時間半くらいお散歩してからホテルへ戻り、荷物をとって京都の駅へ向かいました。
京都の駅へ向かう途中、東海道新幹線が地震の影響で一時ストップしている、っていう知らせを携帯のメールで受け取り心配は募るばかり。いきなり現実に引き戻されたみたいな。
今回1週間だけ関西地方にいただけだけど、こんなに地震(余震)を心配しなくてすむ毎日がありがたいとは想像もしませんでした。
京都駅に着くとどうやら新幹線は通常通りに戻って運転しているとのことでホッと一安心。
でも 電車の中で どうか地震がきませんように。。。 って祈るばかりでした、実は。
そんな道中、我々をのせた「ひかり」が三島の駅に到着する寸前、スティーブが
「Where is Mt. Fuji?」
っていきなり何を思い出したのか私に問いかけたと思ったその瞬間、
「OMG!!!」 (omg=oh my god)
なんと進行方向左を見るとそこには富士山の姿が!
京都に行く時は早朝で、空気も澄み切ってた朝だから期待してたけど見れなかった富士山。
帰りは午後4時ちょっと前、最初から見れないもんだと諦めてたその時のことだったので驚きは倍の倍。
きっと「のぞみ」に乗ってたらあまりにも早く通過してしまっててこんなに富士山を楽しむ時間はなかったに違いない。
やっぱり一度東京に戻って正解でした。
私とスティーブだけ、大阪からアメリカに戻ろうか、ってアイディアもあったんだけどもね。
旅の〆は富士山。
いい思い出をありがとう。ニッポン!
そしてスティーブと私は翌日に成田からニューヨークへと帰っていきました。
母に残した一言、、、
それは
「地震に負けるな!」
みんな頑張ってね。