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フィリピン最後の日記です。。。
December 6, 2010 今日が最後の日。じんべいザメに会うラストチャンス。 朝8時にはボートを手配してくれるビジターセンターへ向かった。天気は晴れ 言うことなし。 しばらくすると中国人のカップルがやってきて、4人でボートをシェアすることになった。ボートには私達ツアー客4人のほかに、キャプテン、じんべいざめを探す役目のスポッター、インストラクター二人の計4人のクルーが乗っている。高い所に登るスポッター。 じんべいザメの見つけ方はいたってシンプル。 お天気の良い日には、じんべいザメが水面近くで浮かぶプランクトンを食べている姿の影が見えるそうだ。 メキシコのじんべいザメで有名なホルボックス島(Holvox)は、小さな飛行機を飛ばして空からじんべいザメの行方を追うという。それだけあって一人100ドルくらいチャージされるそうだ。ドンソルは6人まで乗れるボート一隻約80ドル、だから4人だと一人20ドル! 今日はドンソルの海には3隻のツアーボートが出ている。前回は我々の1隻だけだった。3隻いれば見つかる可能性も3倍?とは言え、ボートは3時間海を左に右に行ったりきたり。他の2隻も右往左往。 ツアーの時間は3時間~5時間。3時間たっても見つからない場合は2時間延長してくれるとのこと。75%諦めモードだったその時、向こうに見えるボートに乗っている人たちが どうやらシュノーケリングギアをつけて海に飛び込む体勢をとっているではないか!そして我々のスポッターがじんべいザメを発見。もう一気に心臓がドキドキ状態。確かに大きな黒い影が見える。我々のボートも向こうのボートに接近。 じんべいザメと泳ぐに当たっていくつかのルールがある。透明度が良い場合は3メートルの距離を保つとか、一匹のじんべいザメについて1隻のボートのみが接近できる、とか。 インストラクターの合図で、ギアをつけて海に潜り込む準備。カメラ片手に。 「よし、飛び込め!」 って言われてみんな一斉に飛び込む。 海の中に入ってインストラクターが私の腕を思いっきり引っ張ってくれて誘導してくれた。スピードだして泳がないとじんべいざめには追いつかない! ちょっと離れたところでスティーブが何やら私に向かって叫んでいる!「真下を見ろ見ろ」って。そう、力強く泳ぐことで頭がいっぱいだった私は水面下を見ていなかったのだ。 ハッと気がつき下を見てみると、なんと私の真下1メートルくらいにいるではないか!あの名前の由来である「甚平さん」の斑点模様が見える。そしてデカイ!そして手を伸ばせばそこにいる距離。。。ぶつかったらどうしようって一瞬思ったけど、その一瞬の間にジンベイザメはすーって行ってしまったのだった。 ほんの数秒だったけどジンベイざめの背中に乗った気分を味わえたのだった! この写真はホルボックス島のhttp://www.holboxisland.com からの写真なので私ではないが、気分はまるでこんな感じ。。。 やっと会えたけど、ほんの数秒だったけど、感動はこみ上げる。でももっともっと一緒にいたかった。なんだか複雑な気持ちでツアーを終わらせた私達だった。 翌日ドンソルからマニラへ移動する日。9時頃ホテルでゆっくり海を見ながら朝食をとっていると、100メートル先くらいの所に、2隻のツアーボートが停滞しているのが見える。そしてどうやらじんべいザメがそこにいるらしい! そう、ドンソルの泊まっていたリゾートホテル、エリシアのまん前でじんべいザメに遭遇することができる。ホテルのカヌーを借りて今にでも海に突進して行こうとしたスティーブと私でした。 いつかまたここに戻ってくるよ。 今度は2月から4月の間にね! で、自分達のカヤックを持ってくる!
by yanggen
| 2011-01-12 00:25
| Philippines
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